1. 肌焼鋼の焼鈍による軟質化に及ぼす前組織形態および伸線 加工率の影響
稿は,肌焼鋼の球状化焼鈍を含む焼鈍における軟質化に おいて,ミクロ組織形態ならびに伸線加工度の影響につ いて調査したものである。 1.実験方法 供試材として用いたのは 表 1 に示す肌焼鋼である。
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mm の六角形状まで冷間伸線加工したものであり,矯正加工後,可動鉄心の長さ 41 mm に切断した。冷間加工による組織劣化の改善ならびに磁気特性向上のために 850℃× 3 h
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3. 省合金-半硬質磁性材料
に比べて,クロム,コバルト,ニ ッケルなどの合金元素の含有が少ないため,伸線加工, 鍛造加工など塑性加工や切削加工が可能である。ただ し,加工ひずみは磁気特性の低下を招くため 9) ,組織制 御
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弁ばねに使用されている線材には,高炭素鋼線を伸線 加工したピアノ線と,伸線された鋼線を焼入れ焼戻し処 理したオイルテンパ線がある。 第二次世界大戦以前はスウェーデン製のピアノ線が使 われていた。
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の圧延材とほぼ同等である。なお,伸線加工な どを加えることにより引張強さは上昇するが,磁気焼鈍 時に軟化するため,最終的な引張強さは,伸線減面率に よらず 230MPa 程度となる。
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6. 超長大橋の実現に向けて
① 鉛パテンティング材の強度向上 ② 伸線加工率の増加 ③ 伸線中の歪時効の抑制 ④ 亜鉛めっき処理中の強度低下の防止 180kgf/mm 2 級亜鉛めっき鋼線では,上記 4
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値が小さくなるとの指摘である。 当社は,線材全長にわたって均一なフィラメントを得るべく,伸線加工条件,焼鈍条件を適正化してきた。現状での当社の Nb 3 Sn 線材製品の平均的なn
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8. お詫びと訂正
衝突解析における塑性異方性と延性破壊挙動の影響 中島伸吾・幸重良平・井上功之 32 (解説) 車両電動化に資する分析・評価技術 坪田隆之・阿知波 敬・西村 学・高梨泰幸・常石英雅・小川 稜 38
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KENIFINE 技術をライセンス導入し,このたび,抗菌めっきステンレス鋼線を製造する方法として,ワイヤ製造工程ラインでの連続めっき及びめっき後に伸線加工する技術を確立した。
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10. 純鉄系軟磁性材料
加工ひずみの影響 部品を成形する際の鍛造加工や前工程の伸線加工によって加工ひずみが導入される。磁気焼鈍は,こうした加工ひずみによる磁気特性への悪影響の無害化にも有効である。
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