神戸製鋼HOME > 技術・製品情報 > エネルギー・化学関連機器 > LNG気化器 > サテライト基地用LNG気化器 最適機器の選択 > 温水式LNG気化器

温水式LNG気化器

円筒型温水バス式気化器(特許登録)
ピークシェービング用又はバックアップ用気化器として最適

円筒型温水バス式気化器(特許登録)の図

円筒型温水バス式気化器(特許登録)の写真

特長

  1. LNGサテライト基地ピークシェービング用又はバックアップ用気化器として最適です。
  2. 気化器容量1-10T/H程度の小型気化器に適用されます。
  3. ローリー加圧蒸発器、貯槽加圧蒸発器やBOG加温器を併せ持つ気化器として最適です。(複合が可能)
  4. 温水式気化器として小重量・小イニシャルコスト・小スペースの高経済性気化器です。
  5. 伝熱管は十分な間隔をおいて配置されているため、温水側の氷結閉塞トラブルがありません。
  6. 温水シェルを円筒胴としているため、温水側が無圧開放型及び有圧密閉型のいずれにも対応でき、有効な寒冷地(寒冷期)対策となります。
  7. 外形が円筒形状のため、工事性(据付工事・断熱工事)及びメンテナンス性に優れています。
  8. ORV(オープンラック式)、TRI-EX(中間媒体式)、空温式等各種多数の実績を持つ神戸製鋼の高い技術・知見をもとに新たに開発された高性能/高品質の温水式気化器です。

温水TRI-EX(中間媒体式)(特許登録)
海水の使用できない基地、大規模サテライト基地用

要点・特長

温水式TRI-EXの要点

 
  • 中間媒体としてはプロパンを標準としております。
  • 温水温度は60℃以下を標準としており、温水入/出温度を60/40℃とすると温水流量はHW/LNG=10になります。
  • NG加温器をLNG気化器の上に積み重ねることができ、省スペースを計ることができます。

温水式TRI-EXの特長

 
  • 建設費及び据付け面積が最小です。
  • ピークシェービング用または予備機としては最適です。
  • 液-液熱調ができます。
  • 優れた運転特性を持っています。
    • 各種気化器の中で最もカロリー変動が少ない
    • 起動・停止・負荷追従性に優れている
    • 着氷の心配がなく、日常点検は管理室で可
  • 海水使用TRI-EXの海水側チューブ材質は高価なチタンを使用しているが、温水式TRI-EXの場合は SUS304使用のため安価です。
  • 海水使用TRI-EXに比べて熱源の設計温度レベルが高いため大巾に伝熱面積が節減できます。

温水TRI-EX(中間媒体式)(特許登録)の写真

お問い合わせ

株式会社神戸製鋼所 機械事業部門

営業・マーケティング本部
エネルギー・化学機械営業部 機器室

TEL:03-5739-6652

ウェブからのお問い合わせ