今回の不適切行為に関するご報告について(鉄粉及び検査会社事例)

2017年10月11日

株式会社神戸製鋼所

このたびは、当社のアルミ・銅製品の一部に関する不適切な行為に関しまして、お客様、お取引様、株主様そのほか多数の皆様に多大なるご迷惑をおかけしておりますこと、改めて深くお詫び申し上げます。

当社が2017年10月8日付けで公表した「当社が製造したアルミ・銅製品の一部に関する不適切な行為について」に記載のとおり、現在、当社は、アルミ・銅事業部門における不適切行為にかかる事実関係の調査を行うとともに、他の事業部門における同種の不適切行為の有無に関する調査を行っております。

これらについては、外部法律事務所による調査が未了であり、当該調査の完了を待って調査結果をご報告する予定ですが、一部の調査中の案件につきましても、同種の不適切行為(以下「本件不適切行為」といいます。)が確認されておりますので、取り急ぎご報告させていただきます。

本件不適切行為の対象として現時点で判明している製品(以下「本件不適合製品」といいます。)の概要は以下のとおりです。

本件不適合製品①

本件不適合製品②

本件不適合製品については、外部法律事務所を含め、本件不適合製品を使用したお客様の製品に対する品質影響(安全性含む)についての技術的検証を行っております。これまでの検証・調査において、いずれの本件不適合製品の安全性に疑いを生じさせる具体的な問題は確認されておりませんが、万が一、本件不適合製品の安全性に疑いが生じた場合には、迅速かつ適切に対応する所存です。

なお、本件による業績への影響は現時点で不明です。今後、影響の程度が判明した時点で公表を行う予定です。

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